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ジョブスキル

法務部門(基礎コース)

法務部門には、大きく分けて
①予防法務
②紛争解決法務
③戦略法務
④グローバル法務
の4大業務があります。
本研修では、その4大業務プロセスを遂行するために必要な基礎的スキルを学びます。
具体的には、法務部門の業務と役割の基本、予防法務の基本、紛争解決法務の基本、戦略法務の基本、グローバル法務の基本をしっかりと学んでいただいた上で、コンプライアンス、メンタルヘルス、ハラスメント、株主総会・取締役会、知財法務、法律文書、情報セキュリティのリスク対策、リーガルマインド、企業におけるリスク管理、就業規則の必要的記載事項まで解説しますので、幅広い知識やスキルが身につきます。
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研修の目的

企業の法律に関するトラブルを未然に防ぎ、スムーズに解決するといった重要な役割を担っている法務部門において、以下のようなことに課題をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
  • コンプライアンスやハラスメントの基礎を再確認したい
  • 法律文章の読み方・書き方のポイントをもう一度学びたい
  • 紛争解決法務の基本を身につけたい
そこで、法務部門での経験が浅い方、転職や部署移動で法務担当になった方、改めて法務について学び直したい方にむけて、基礎をしっかりと学べる研修をご用意いたしました。

研修の特長

  • POINT 1

    法務部門の業務と役割の基本からリーガルマインド、予防法務・紛争解決法務・戦略法務の基本、さらに、グローバル法務や法律文書の基本まで、法務のいろはを習得することができます。

  • POINT 2

    最近特に話題になりやすいコンプライアンスやメンタルヘルス、ハラスメントについて、基礎をしっかりと学べますので、トラブルになった際に適切に対応できるようになります。

  • POINT 3

    リスクマネジメントは、対応を誤れば重大な事案に発展します。
    本研修では、企業におけるリスク管理の基本から、企業の情報セキュリティ保護、業務上の情報セキュリティのリスク対策まで習得することができます。

研修の成果

法令遵守が叫ばれる昨今、企業の事業活動に際して法律が関係するあらゆる業務をこなす法務部門の重要性が益々高まっています。
本研修では、法務の基礎だけではなく、最近注目が高まっているコンプライアンスやハラスメント、メンタルヘルスの知識に加えて、情報セキュリティのリスク対策などの習得を目指します。
研修の成果

法務部門(基礎コース)

No. カリキュラムと主な内容
1

法務部門の業務と役割の基本

  • 法務部門の仕事の領域
  • 法務部門の役割と業務範囲
  • 法務部門と他部門の連携
  • 情報収集・発信
  • 法務担当者に必要な素質・能力
  • 法務担当者に必要な知識 法務担当者のキャリアアップ
  • 企業と弁護士
  • 日常業務における弁護士活用
  • 弁護士の助言・意見書
  • 弁護士への依頼のポイント 他
2

予防法務の基本

  • 予防法務とは
  • 予防法務の主要な領域
  • 契約書の作成・審査
  • 契約交渉・締結
  • コンプライアンス・CSR法務人事・労務管理法務コーポレート法務
  • 知的財産法務 個人情報保護、その他の情報管理 他
3

紛争解決法務の基本

  • 紛争解決法務とは
  • 紛争解決法務の主要な領域
  • 訴訟等法務
  • 消費者・顧客トラブル対応行政法規に関する対応
  • 内部通報対応
  • 人事・労務トラブル対応
  • 債権回収法務海外 紛争案件対応 他
4

戦略法務の基本

  • 戦略法務とは
  • 戦略法務の主要な領域
  • 新規事業企画
  • M&A・事業再編企画
  • ビジネス・モデル構築
  • グローバル法務
  • 政策法務(立法等対応) 他
5

グローバル法務の基本

  • 国際ビジネス
  • グローバル法務とは
  • グローバル法務の主要な領域
  • 国際取引の契約手法
  • 国際取引契約の実務的諸問題
  • 英文契約書 他
6

企業と法

  • 企業が法務や法令遵守を課題として捉え対処するのはなぜか
  • 人は生きていく上で法を犯さずにはいられない
  • 企業組織も企業活動を行う上では法を犯さずにはいられない
  • 法が非常識であり、法と倫理は別物であること
  • 法は「日本語」ではない
  • 企業活動を体系化して捉える
  • 法人制度
  • ガバナンスに関する法とリスク 他
7

社会人のためのコンプライアンスの基礎

  • 法律を守ることがコンプライアンスではない
  • 社会人として最低限知っておくべく法律①ハラスメントに関するルール
  • 社会人として最低限知っておくべく法律②情報の取扱いに関するルール
  • 社会人として最低限知っておくべく法律③広告宣伝の方法に関するルール
  • 社会人として最低限知っておくべく法律④個人との商取引に関するルール
  • 社会人として最低限知っておくべく法律⑤企業間競争・商取引に関するルール 他
8

株主総会・取締役会の実務

  • 株主総会
  • 取締役会 他
9

知財法務の基礎と実務

  • 知的財産とは
  • 特許の審査の流れ
  • 特許登録の要件
  • 特許明細書の基本 他
10

ゼロからわかる法律文書

  • ビジネスにかかわる法律の全体像
  • ビジネスにおいて、なぜ「文書」が重要なのか?
  • 印鑑と印紙の基礎知識
  • 法律文書の読み方の基礎知識 他
11

事例で身につける法律文書の基礎知識

  • 一般的なビジネス文書と「法律文書」の違いについて
  • 法律文書の読み方・書き方の基礎知識
  • 業務委託契約書の押さえどころ、勘どころ 他
12

業務上の情報セキュリティのリスク対策

  • 情報漏えいの事例と法的責任
  • 営業秘密を守る~不正競争防止法
  • 個人情報を守る~個人情報保護法
  • サイバーセキュリティと情報漏えい防止策 他
13

不正を発見したときに取るべき行動と注意点

  • クライシス・マネジメント(危機管理)とは
  • 事例と法的責任
  • 危機発生時の対応 他
14

紛争・訴訟対応について(基礎編)

  • 紛争対応について
  • 訴訟対応について 他
15

企業の法務担当者に求められる考え方・コミュニケーション力

  • 法律と法務の違いとは
  • 社内でのコミュニケーションについて
  • 弁護士等の(社外の)専門家との関わり方について
  • 頼られる法務担当者であるために 他
16

法務担当者のためのリーガルマインド研修

  • リーガルマインドとは
  • 必要な法律知識
  • 事例 他
17

企業の情報セキュリティ~個人情報・企業秘密~

  • 誰の責任で行うか
  • 保護すべき「情報」とは
  • 情報セキュリティの目的
  • 考慮すべき環境の変化
  • 個人情報の保護
  • 企業秘密の保護
  • インサイダー情報の保護
  • 環境の変化に伴う新しいセキュリティ 他
18

メンタルヘルスの基礎知識

  • メンタルヘルスを取り巻く社会情勢
  • メンタルヘルスに関する法律知識
  • 労災・安全配慮義務と休職
  • メンタルヘルスケア 他
19

ハラスメントの基礎知識

  • ハラスメント規制の意義
  • セクシャルハラスメント(セクハラ)
  • パワーハラスメント(パワハラ)
  • マタニティハラスメント(マタハラ)
  • LGBTに対するハラスメント(SOGIハラ) 他
20

ハラスメントに対する実務的対応

  • 雇用管理上の措置義務
  • 事業主の方針等の明確化及びその周知 ・ 啓発
  • 相談(苦情)に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備
  • 事後の迅速かつ適切な対応 他
21

企業におけるリスク管理

  • 企業を巡る様々なリスク
  • 「リスクを管理する」とは~善管注意義務~
  • 「リスクを管理する」とは~安全配慮義務~
  • それぞれのリスクとその管理について 他
22

就業規則の基礎知識

  • 就業規則
  • 労働条件の変更と就業規則 他
23

就業規則の必要的記載事項

  • 労働時間・休憩・休日・休暇
  • 賃金
  • 退職(解雇含む) 他
総研修時間:約30時間

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