階層別基礎研修 係長・主査

実務上の課題を適切に処理する「問題解決」や、管理職と現場の“渡し船”となるための「フォロワーシップ」など現場の中心的存在として活躍するためのスキルを幅広く学習します。

  • 研修内容と特徴

    係長・主査には、実務の中心的存在として業務を主導するとともに、
    管理職を補佐するフォロワーシップや後輩を指導するリーダシップが求められます。
    これらを実践するには、感情に流されて業務をこなすのではなく、
    目的意識や意欲を持って業務を遂行するためのセルフマネジメント力が必要です。
    本研修では「貢献力」と「提案力」を軸に、
    仕事の管理能力や問題解決力といった係長・主査に求められるスキルを学びます。
  • 求められるスキル

    フォロワーシップ 貢献力 提案力 後輩指導 問題解決力
    フォロワーシップ 貢献力 提案力 後輩指導 問題解決力
  • 到達目標

    • 現場の中核としての自覚と自律性を身につける
    • 組織づくりのキーパーソンとして活躍する
    • 職場・組織・自己の関係性を意識した多角的な視野のもとで管理を行う
    • 組織や職場の課題を明確にし、それを解決する

係長・主査 基礎研修

  • 01.

    オープニング ~学びの環境設定~

    • 講座の全体像(ストーリー)

    • 学びにあたっての3つのお願い

      • 1.自分の当たり前にはまらないようにしよう!
      • 2.資料をダウンロードして記録しよう!
      • 3.学びは職場で共有しよう!
    • 頭の中を整理する2つのアプローチ

    • ワーク

      効果的なメモの取り方(3分)

  • 02.

    中堅職員の立場と役割

    • ワーク

      自分が期待される役割は(12分)

      • 1.自分が上司なら自分に何を期待するか
      • 2.自分が後輩なら自分に何を期待するか
    • 職場における中堅職員の位置づけ

    • フォロワーシップの重要性

      • フォロワーシップ:
      • 1.貢献力=上司からの期待を正しくつかみ、確実に応えること
      • 2.提案力=実務の中心的存在として実感している問題意識を提案すること
  • 03.

    「貢献力」を高めるために ~
    ①上司からの期待に応える

    • 「自分への期待」のベースになるもの

    • ワーク

      「経営理念」「行動指針」「今季の目標」の書き出し(8分×2)

    • 「上司からの期待」を正しくつかむために

    • ワーク

      期待されていること(12分)

    • T-PDCAサイクル

    • ワーク

      どの程度、サイクルがきちんと回っていますか?(8分)

    • 効果的なホウレンソウ

      • 1.「報告」のおさえどころ
      • 2.「連絡」のおさえどころ
      • 3.「相談」のおさえどころ
    • ワーク

      学べること・気づいたこと(7分)

  • 04.

    「貢献力」を高めるために ~
    ②後輩を指導する

    • 「人を育てる」ことの価値

    • ワーク

      「近づきやすい上司」と「近づきにくい上司」の違い(8分)

    • 近づきにくい「理由」

    • 仕事の教え方の4段階

      • 1.学ぶ準備をさせる
      • 2.指導内容を説明する
      • 3.実際にさせてみる
      • 4.教えた後に確認する
    • ワーク

      自分の経験から「モチベーション」を考える(12分)

      • 1.今までの「やる気になった経験」は?
        【自分の具体的な体験】
      • 2.人が「やる気になる」ときは、どのようなときか?
        【自分の体験から導き出される一般論】
    • 特に長続きする「やる気」を引き出す要因

    • ワーク

      「モチベーション」を高めるために何ができるかを考える(12分)

      • 1.職場メンバーのモチベーションサイクルを回すためにできること
      • 2.自分自身のモチベーションサイクルを回すためにできること
  • 05.

    「提案力」を高めるために ~
    ①問題解決力を高める

    • 問題とは

    • 問題解決ストーリー

    • 問題発見のためのアプローチ

    • ワーク

      自職場の問題発見(20分)

  • 06.

    「提案力」を高めるために ~
    ②メンタルブロックを取り去る

    • 経験と固定観念

    • ワーク

      私たちがはまりがちな「3つのメンタルブロック」(5分×3)

      • 1.認識のブロック
      • 2.文化のブロック
      • 3.感情のブロック
    • ワーク

      ブロックにはまらないためのヒント(7分)

      • ・日常に活かしたいポイントは
    • ワーク

      自職場の提案を行うために(15分)

    • ワーク

      提案力を高める「3つのものごとのとらえ方」(20分)

  • 07.

    さらなる成長のために

    • ワーク

      今後の自分の目指す中堅職員像は?(15分)

    • ワーク

      そのための具体的な行動(15分)

    • ワーク

      総まとめ(15分)

      • 1.講座で重要だと思ったこと
      • 2.職場の人に共有したい自分の思い

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